牛舎を建てるための準備

ロボット牛舎・哺育舎を建てる予定の皆様へ

 

何事も最初の一歩を踏み出すのが大変とはよく言いますが、

牛舎のように投資額が莫大な場合はその一歩目はなおさら躊躇するものではないでしょうか。

そこで、ここでは牛舎を建てたいな、という気持ちを形にするためにどのような準備が必要か、を解説していきます。

準備は早いに越したことはないので、まだ先の話かも、という方も是非お読みください。

 

1. 現状把握する

 

牛舎の建設は思い立ってすぐに完了するものでもなく、建物や建設場所に関わる条件や融資・返済計画も立てる必要があります。

早くから準備するにこしたことはありません。余裕を持って、3年前くらいから始めることをお薦めします。
以下のやることリストも参考にしてください:

 

農場全体 経営・費用 管理体制 協力者の確保

-農場内の配置図4dbarn_logo_r(将来の段階的拡張の想定含む)

-想定収益の計算

-労働生産性に焦点を当てた管理体制計画

-建設業者

-スケジュール管理

-自給飼料(畑面積)の計算

-建設費・設備コスト・維持費の見積もり

-繁殖計画・育種改良

-各種機器設備の販売業者

-臨機応変な行動

-建物・環境の法的規制の確認

-融資・返済計画の相談

-人員の整理

-経営アドバイザー

-自分の健康管理!

-アドバイザーと意見交換

-助成金・補助金の申請

-重機・設備の整理

-牛のエキスパート

 
   

-ロボットの技術サポート

-酪農仲間(重要)

 

 

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2.  情報収集して選択肢を増やす

 

牛舎のイメージはできていますか?新築か改築か、作業を自動化したいものはありますか?

管理方法や方針が似ている農場について情報収集し、可能であれば視察や意見交換をお願いしてみてください。

牛たちにとってどのような選択肢をとれるのかを知るきっかけになるはずです。


4dBarn®デザインサービスを用いた農場の紹介動画:

改築ロボット牛舎(北海道)

 ロボット牛舎2件(フィンランド)の紹介

断熱材を使わない哺育舎の例(フィンランド)

ヴァッカマキ牧場(フィンランド)のロボット牛舎

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3.  専門家から意見をもらう

牛舎のイメージが固まってきたら、専門家の意見をもらいましょう。牛群管理、牛舎の構造、そして資金計画などについて適確な指摘をしてもらい、一緒に考えをまとめて、より現実的な将来計画にすることができます。

4dBarnでは農場内の建物の配置計画と、思い描いた作業効率となるようなロボット牛舎内のデザインを提供しています(相談は1回無料、サービス内容の説明付き)。 

お問い合わせフォームへ

4.  具体的に計画する

牛舎建設を円滑に進めるには、明確な計画が必要です。計画には、次の項目を含めて、より将来に向けて備えてください。

将来の計画のために、以下をよくご検討ください:

1) 5-15年先の農場内の建物への投資計画リスト(取り壊し、再利用、増改築、など)

2) 搾乳牛舎、哺育舎をはじめとする重要な建物の敷地内配置図

3) 各投資段階における費用見積もり

※ 将来計画のための段階的な敷地内配置図は4dBarn®インベストサービスに含まれます。

 

 

牛舎建設について4dBarnのアドバイスはいかがですか?

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4dBarn Oy, Isokatu 16 B 11, 90100 Oulu, www.4dbarn.com, y-tunnus 2733538-8